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ライマン・ボーム『オズのオズマ姫』に出てくるおべんとうの木


ライマン・フランク・ボームの「オズの魔法使い」は、最初のお話。
ジュディ・ガーランドが演じたハリウッド映画などでも有名ですね。

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はじめての小説が世に出た後、小さな子供達からの「もっと書いて」の言葉に促されて、新しい物語を書いていきます。

ボームは、全部で14冊のオズシリーズを残しました。

その中で、3冊目『オズのオズマ姫』に出てくる不思議な木が私は大好き♪

オズのオズマ姫 オズの魔法使いシリーズ

ハラペコで、何も食べるものがない時、向こうの丘に生えている2本の木がこんなのだったら?

小説のストーリーには直接関係はないのですが、最初の頃に出てくるこの場面が大好きで、何度も読み返しました(笑)
この木の葉っぱは、紙ナプキンで、枝にたくさん茂っています。

そして、1本の木には、ぎっしり紙箱が生っていて、熟れた紙箱には「ランチ」と書いてあります。

ランチの箱の中には、ていねいに紙に包まれたハムサンド。
他の箱には、りんご、また、別の箱には、スポンジケーキだの、ピクルスだの、チーズだの。

どれもおいしい食べ物があったのです。


もう1本の別の木には、「お夕食の木」が生えていました。

お夕食は、ランチよりも豪華メニューです。

木にはブリキの手桶が生っていて、ずっしりと重く、完熟した手桶はピカピカ輝いていました。

手桶の取っ手の部分には、レモネードが入った水筒が下がっています。

手桶の中には七面鳥が3切れ、エビサラダ、バター付きのパン、カスタードパイ、オレンジといちご、ナッツも少々。

申し分の無い夕食が入っていたのでした。

おとぎの国なので、何でもアリなのは当然です。

でも、子供の頃にこんなのがあればいいなぁと想像していた食べ物のなる木が、エヴの国(お弁当の木が生えていた国)には存在しているなんて楽しすぎです♪

童話に出てくる食べ物は、作者が日常に食べているものや、食べてはいないけれど食べたいと思っている物が描かれていることが多いのですよね。

作者周辺の食文化や食べ物に対する思いを知る上でも、面白いことだと思います。


それと、小説は画像がなくて、文章だけで描写されているというところもミソ。

どんな食べ物も、想像力を広げてイメージすることで、よりおいしそうに、より面白く、また、より奇妙に感じられます。

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