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お節料理とは


お節料理は、節日(節句)に作られる料理です。

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節句というのは、中国から伝わった五節供の行事のことで、

人日の節句(1月7日)、上巳の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)、
七夕の節句(7月7日)、重陽の節句(9月9日)の

5つの節句に出される料理を指していました。

今では、特に重要な「人日の節句」の正月料理だけを指すようになりました。
江戸時代頃の節句には、歳神様にめでたい食べ物を床の間に飾り、お客様にもふるまっていたそうです。

もともとは、お膳に乗せてお供えした料理を「お節」と呼び、重箱などに折り詰めされた料理は「食積」と呼んでいました。

最近は、重箱に詰めた料理をお節と呼びますけれど、そうなったのは戦後、デパートなどで見た目を良くするのに
重箱に詰めて売るようになってからのようです。

もともとは、元旦に食べる物ではなくて、大晦日から元旦にかけて、年越しの食べるものだったそうですよ。

我が家のお節料理は、義母さんが作ってくれるお料理をいただいてきて、食べていました。

利根川流域地方独特だと言われる、焼きフナを巻いた太い昆布巻き、フナの煮物、蓮の煮物、酢蓮、白インゲン豆のきんとん、黒豆……などなど、伝統的な夫の地元のお祝い料理でした。

(義母さん製・鮒の煮付け/骨まで食べられるくらい柔らかく煮えています)
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夫の実家と私の実家は、車で15~20分しか離れていないのですが、それでも、作る料理にいくつか違いがあります。

夫と結婚してからは「食文化の交流」によって、我が家のお節にも変化が起こってきたのですね。

義母さんは、今でも一人で畑仕事をしていて、かくしゃくとしているのですが、だいぶお年を召してきて、今年はお節は作らないからとの連絡がありました。

伝統的な料理が無くなってしまうというのは、残念ではあるのですが、今の私に義母さんがしていたような時間をかけて作る料理を作れる腕はありません。

それで、今の私に作れそうな料理だけをいくつか作ることにしました。

見よう見まねで義母さんの味を再現しながら、少しずつ「我が家のお節料理」ができてきたら良いなと思います。

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