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道元「典座教訓」禅の食事と心/藤井宗哲(訳・解説)を読んでいます


道元の「典座教訓」(てんぞきょうくん)の初心者向けの本を読んでいます。

道元和尚は鎌倉時代の禅宗、曹洞宗の開祖で、「典座教訓」は、修行僧達が、日々の修行を無事に送るための食生活に関する教えが書かれた本です。

訳文が先にあって、その後に原文、さらに、藤井宗哲氏の解説が続き、私のように禅にも仏教にも見識の無い者でも、わかりやすく編集されています。
私は宗教心とか信仰心とかはあまり無い方だと思うのですが、この本の口語訳の部分を読んでいると、スーッと身にしみこんでくるものがあります。

「腑に落ちる」というは、こんなことなのかなと思いましたが、なんか、理屈じゃないんですよね。

うまく表現できないのですが、食に対する感覚がなんとなくわかるような気がします。

それは、もしかすると、道元和尚の食に対する考え方が、日本の食文化に染みこんでいるからかなと思えるのです。

たとえば、食材や調理器具を清潔にして大切に扱うこと、食べる人のことを思って、真心込めて作ること、自然を大事にして四季の恵みを楽しむこと等々、

それらは私たちが親にしつけられ、社会に生きる中で身につけて来る和食のたしなみだと思うのです。

もともとは、修行僧のための教えではありますが、主婦として毎日家族に食事を作るための心構えとして、いつも座右に置きたい本の一冊だと思いました。

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コメント

宗教と食

こんにちは!

宗教と食というと、あまり食べない。

という印象がつよいです。断食とか。

くきはさんが読まれた本は、


食器を大切にする。

というところから書かれているんですね。

少しずつ読み進めてみたいですね、

はやくはやくとせかされる毎日を

ご飯をつくることから振り返ってみれそうです。v-91


雪花 | 2014.12.09 13:57 | URL


Re: 宗教と食

> 雪花さん
コメントありがとうございます。
そうですね、修行というとご飯も食べずに荒行をするイメージですけれど、
粗食でも、修行ができるだけの体力は必要なので、
お坊さんがたも食事は大切にされているみたいですね。
食事も修行のひとつなのかもしれません。

くきは | 2014.12.10 00:08 | URL














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