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秋なすは嫁に食わすな


昨日から、気温が下がって、もう秋の気配がします。
まだ8月末だというのに、こんなに涼しいのは珍しいですね。

秋と言えば、「秋なす」。

伯母の畑では、時期をずらして何回にも分けて種をまくそうなのですが、
何回目かのナスが育って、昨日、たくさんいただいてきました。

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なす(茄子)は、インドの東部が原産と言われています。

その後、ビルマから中国へ渡って栽培されるようになって、日本へは1000年以上も前、奈良時代に奈須比(なすび)として入ってきました。

一ふじ、二たか、三なすび 

初夢に見るおめでたい物を言うことわざですが、この三番目の「なすび」がナスのことです。
なぜ3番目がナスなのかわかりませんが、一説には「名を成す」というところから「なす」に掛けているとか。

茄子と呼ばれるようになったのは、宮廷に勤めていた女官たちが使っていた女房言葉からで、彼女達が「なす」と言ったことが一般化したのだそうです。

「秋なすは嫁に食わすな」とも言います。

このことわざの意味は、いくつかあります。

「身が締まって美味しい秋ナスは、憎い嫁になんか食べさせるな」 という、文字通りの嫁いびり。

「秋茄子は美味しいけれど、体を冷やし子供を産む体には良くないから」と、嫁の健康を気づかう気持ち。

「秋茄子には種子が無いので、子宝に恵まれなくなる」という、ややこじつけの意味。

どれが本音かはわかりませんが(笑)

もともとは、鎌倉時代の歌集にある、「秋なすび早酒の粕につきまぜて棚におくとも嫁に食わすな」という歌からきていると言われています。

この歌の「嫁」というのはネズミのことで、酒粕漬けの秋ナスビは、棚の上に置いても、ネズミに食べられないようにね、という意味だったそうです。

そして、ネズミの意味だった嫁が、いつの間にか実際の嫁に置き換わってしまったようです。

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